よくいうよ

先週の日曜日はもう一つ頭に来ることがあった。

それは夕食の時間…。

ボクにとって夕食の時間は常に最恐(もっとも恐ろしい)の時間である。

 

まずボクにとっての天敵である義父の存在。

そこにいるだけでMAXの緊張感を与えてくれる。

そしてその娘である奥さん…。

これがまた怖い。

最近では直接攻撃こそ多少控えめだが、その冷たさは相変わらず。

ボク以外へのやさしさが逆にボクに対する冷たさを演出する。

 

もともとボクはおしゃべりであるが、苦手な人がいると逆にまったくしゃべれなくなってしまう。

自分自身嫌な性格だと思っている。でももうそんな性格とも50年近く付き合っている。

直そうともしてみたけれど、ダメだった。

仕事上では無理をして、演じることも多々あるけれど、家でもその調子では精神的に辛い。もたない。

 

でも夕食はそんな時間…。

ボクにとっては1日の中でもっとも心が落ち着かない時間…。

 

日曜日は息子が義父からゴルフクラブを買ってもらった。

ボクは正直言って迷惑に感じている。理由はきっと誰でも分かると思う。

でも当然ボクは言う。

帰ってきて義父のところに行き

「今日は息子がお世話になりました。ありがとうございます。」

と言った。すると義父はいつものようにボクに方には目もくれず

「ああ、別に」

と言ったきりだった。いつものことだ。

 

そして夕飯のとき…。

めずらしく義父が話しかけてきた。

「日曜日なのに仕事?」

ボクは仕事ではなかったので

「仕事ではないです。」

と言ったきり…

なぜかというと…義父の真意が分からなかったから…。

素直に聞いているだけなのか?

それとも自分の息子を面倒見ない父親に対する嫌みなのか?

ボクは瞬時に判断ができず、固まってしまったのだ。

 

するとしばらくすると

「話しかけても単純な答えで終わってしまったら会話にならない」

というようなことを言われた。

明らかに機嫌が悪そうだった。

 

ボクはとりあえず「すみません」というのが精一杯だった。

義父は「謝ることじゃない」と納得しない様子。

 

結局その後の時間もボクはしゃべることができず夕食は終わった。

 

前日には「明日息子がお世話になります」

と言ったにもかかわらず何も言葉を返さなかったのに…

その日に「ありがとうございます。」といっても上の空の返事しかしなかったくせに…。

 

しかも義母はその後「お父さんはパパのこと心配しているのよ。」だって!?

 

よくいうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

この家で暮らすのは本当にストレスとの戦いである。