2017年という年はボクが50年近く生きてきた中で間違いなくワースト3に入る年であった。本当に辛く、人生を投げ出したいと思ったときもあった。
そんな1年も終わり、新しい2018年という年が始まった。
別に何が変わるわけでもないのだが、それでもはやり「年が変われば何かが変わるかも…」と考えてしまうボクがいた。
…しかし、そんな矢先、ボクはインフルエンザにかかってしまう。
予防接種をしていたのに!!!!!
人生で予防接種をしていたのにインフルエンザにかかったのは初めて…である。
油断していたわけでもない、毎日手洗い・うがいをしっかりしていた。睡眠もちゃんととっていた。仕事はそれほどきついわけではない(精神的にはきついともあるが…)
そしてボクの周りでインフルエンザが流行していたわけでもない…なのに。
問題はインフルエンザにかかったことではない。
インフルエンザにかかったことによるボクの家庭内でのポジション
である。
「バイ菌扱い」は覚悟していたが、そのレベルがどれほどのものなのかは分からない。
今の状態から言うと「完全隔離」など生やさしいものであろう。
熱にうなされながらボクはそう考えていた。
加えて家にいなくてはいけないというプレッシャー…これもそうとう大きい。
インフルエンザにかかったことよりその状況の方がよっぽど怖かった。
案の定「完全隔離」そしてボクがトイレに行った後は「完全消毒」。食べ物は紙コップや紙の皿に盛りつけられ、食事後は処分。などなどの徹底ぶり…
別にそんなことは予想の範囲内だったのでショックなどは受けない。それよりショックだったのが
家庭内で誰も「大丈夫」と言ってくれない
ということだった。
口をそろえて発する言葉は
うつさないで
とは何度となく言われたけれど…
嘘でもいいから「心配している」という素振りを見せてほしかったな。
そんな中、ふとしたことから大事件が発生する。
それはボクが何気なく「マスクをしないままトイレに行った」ことに始まる。
それを見た奥さんがまさに「烈火のごとく怒った」のである。
もちろんそれ自体はボクが悪いのでそこを逆ギレするつもりはない。
だけどあまりにも怒っているのでさすがにボクも反撃をした。
すると事態はエスカレートし、気がつくと「大げんか」になっていました。
途中義母が止めにはいるくらい派手なものになっていました。
途中、ボクは我慢できず「じゃあこの家を出るよ。そうすれば解決だから」と言い、本気で家を出ようとしました。
でも結局それも止められ、けんかは終了。
結果的にはボクは家を出ることはなかったけれど、また一歩「家出というか別居」に近づいたような気がする。
補足ですが、奥さんには看病してもらって感謝しています。
「看病」というには気持ちが入っていないのは否定できないけれど…
ああいうときってどんな気持ちで面倒を見ているんだろう…
もしかして「死ね」って思ってたりして(;^_^A