仕事始めの今日…ボクは晴れ晴れとした気持ちで家を出た。
6日間の休みがボクにとっていかに精神的なダメージが大きかったかを物語るものであった。
普通逆だろう?って突っ込みたくなるところでしょうが、これは紛れもなくボクの嘘偽りのない気持ちなのです。
あえて言わせていただけば、ボクにとって今の仕事はそれほど充実しているわけでもなく、楽しいわけでもない。そんなあくまで「業務」に過ぎない存在である。
以前のように「毎日仕事が楽しい」という状況ならば、仕事に行く前の高揚感はうなずけるのだが、今のような職場にいくのに晴れ晴れとした気持ちになるなんて…逆に悲しいかも!?
昨日の話です。
昨日は義父と息子はゴルフの練習に行ったのである。
あれっ?ボクが以前奥さんに「息子と一緒にゴルフの練習に生きたいんだけど…」って言ったとき、「もう少し練習してからの方がいいんじゃない?」と意味不明な理由で断ったくせに義父とはいいのか?
それに上手くなるために練習するんじゃないの?
そして奥さんは娘と義母と3人で買い物…ボクは今日もひとりぼっち。
別に「ひとりぼっち」が嫌なわけではない、むしろボクは孤独が好きな方だから…
ただ、何となく「仲間はずれにされているのは気分が悪い」ということは間違いない。
奥さんが出かけるときに思い切ってそのこと(ゴルフの練習を断ったこと)を言ったところ「そんなこと言ったっけ?」と言われた。開いた口が塞がらなかった。
ボクは思いきって、「今度ちゃんと話をしたいのだけど…」と言ってみた。
もう我慢ができないところまで来ていたから…
「奥さんとの関係を修復するための話」ではない
「奥さんとの関係を断ち切るための話」である。
奥さんは勘違いをして「話をしたところで何も変わらないと思うけど…」とボクとの関係を改善することは不可能であると断言した。
ボクもそれはよく分かっていたので、「とにかく話をする時間をくれ」と言った。
奥さんは「分かった」と言って買い物に行った。
でもきっとその機会はしばらくは訪れないだろう。
つまりそれくらい奥さんはボクとのことを気にとめていないと言うことである。
ハッキリ言えば「どうでもいい」ことなのだ。
こっちは毎日何をしていても奥さんとのことを考えているっていうのに…
向こうはきっとボクのことで悩むことなんてないんだろうな…
いつ見ても楽しそうだしね。
さて、ボクは決心した。
ボクは家を出ます。
今すぐではありませんが、家を出ます。
娘の受験が終わる来年の春…
離婚も辞さない覚悟です。
今の状況はボクにとって耐えられない辛い状態なのです。
子供のことも考えています。
離婚が子供にとって悪影響を及ぼすだろうと言うことも…分かっています。
でも…
昨日、ボクが奥さんと言い合いになった後、家を出てマラソンをして帰ったときに、机の上に手紙が置いてありました。
「何だろう?」
全く身に覚えのないものでした。
名前のないその手紙は「娘」からでした。
「一度しかない人生。悔いなく生きたいね」とか
「自分の人生幸か不幸かは自分しかないし」とか
「努力はきっと比例すると思う」とか
最後には
「喧嘩両成敗」
なんて書いてあった。
この春中3になる娘はときどき嫌になるほどボクに似ているときがあり、とても心配になることも多い独特の感性の持ち主だけど、こういうところを見ると安心だ。
その手紙を見てボクは泣いた。
「いい父親になる」
まだ子供の頃そう思っていたのに…
現実は「いい父親」とは全く正反対のダメオヤジ…。
なのにこんな手紙を書いてくれるなんて…こんな言葉を伝えてくれるなんて…
正直参った。
でも別居はしたい。
娘にとって何が幸せなのかは分からないが、少なくとも「両親が仲良くない」のはすでにしっかりと伝わっているのだ。
今のままでは1年後はきっと今よりもっとよくない状態になっていることだろう。
子供にとって何がもっともよいのか…。
今のボクにはまだ分からない。でも…