逃げ道

人は誰もが寂しさを抱えて生きている

 

もしかするとそれは年を重ねるごとに増していくのかもしれない。

 

若い頃はいつでも隣に誰か大切な人がいた

家族、友人、恋人…

 

今は…

友達とはもう何年も会っていない

家族からは邪険にされている

この家にボクの存在意義などない

 

仕事…それだけが今のボクを支えているのかもしれない

何だかそれもすごく寂しい

 

でも、それでもなんかあるだけマシ

これで定年退職でもして、仕事すらなくなってしまったら

ボクがこの世にいる意味が完全になくなってしまうような気がする

 

今日は本当にさみしい

 

家庭にいるのに、とてもさみしい

近くに家族がいるのに、一人でいるより寂しさを感じる

 

今はとにかく逃げ道がほしい…

スイートリトルライズ

今日はちょっとだけ話題を変えて「映画」の話を…

実はボクは映画が大好きなのです。

まあ、オタクまではいきませんが(;^_^A

ということもあり、ときどきは映画に関する話題を書いてみたいと思います。

 

記念すべき第一弾は「スイートリトルライズ」というマイナー(?)な映画です。

(ボクが知らないだけで結構メジャーだったりして…!?)

まあ、中谷美紀さん、 大森南朋さん、 池脇千鶴さん、 大島優子さんなどが出演しているわけだからマイナーなわけないか。

 

ただ内容はいたって地味で、原作者には申し訳ないが一般的な感覚を持つボクとしてはとても中途半端な内容に感じた。

ボクはただ「夫婦」を題材にした映画が見たくて、検索した結果、「まあまあ」の評価であった本作品を見ただけなのだが…。

 

「一見幸せそうに見える夫婦の裏側」

というとてもありがちなテーマをベースに、アンニュイな雰囲気が全体を包み込むテイスト。正直生活感というか実感が感じられない。これを見て共感する人っているの?

という感じである。

 

ただ、ときどき登場する「言葉」にドキッとさせられた。その一つが

「嘘は守りたい人につく」

というもの…。

 

確かにそうかもしれない。人は大切な人(もの)を必死に守ろうとする。

どうでもいいことにはどうでもいい扱いしかしないもの…。

そういえばボクは最近嘘をつくようになった。それももしかするとボクが奥さんを大切に思っているからなのかもしれない。

 

そういえば昔、槇原敬之の「SPY」という曲でも「嘘をつかれているのは本人」であり、「彼女はそんなボクを大切に思ってくれている」なんてフレーズがあったっけ?

まあ、詭弁にも聞こえるが…。

 

ボクはこれからいくつの嘘をついていくのだろう。

そしてそれは報われるのだろうか…。

 

 

16回目の結婚記念日

本日は我が夫婦の16回目の結婚記念日である。

 

結婚も16年続くと様々な変化が訪れる。

子供が2人生まれたり、なぜ奥さんの実家に同居したり…

でも何より変わったのは「奥さんの気持ち」だろう。

 

誰だって結婚当初の気持ちを持続するのは難しいのだろうが、こんなにも変わってしまうものなのか…orz

女性はまず子供が生まれると「母親」になり、何よりも我が子を愛するようになる。

この時点でボクは2番目になった。

さらにもう一人生まれたので3番目、実家にすむことになり向こうの両親にも追い抜かされ気がつけば6位…いや、4年前から我が家にすんでいる猫の方が愛されている。

というわけでボクはこの家で7番目に彼女に愛されている。

世界の中で7番目だからまあ上位かな?

オリンピックではおしくも入賞を逃す、悔しい存在である。

 

そんなこんなでもはや「結婚記念日」など彼女にとっては何気ない日常と同じ、いやもしかするとそんなことすら忘却の彼方へ追いやりたい存在なのかもしれない。

 

毎年欠かさずプレゼントを用意していたのだが、この日がくる前に「プレゼントはいらない」宣言をされ、それでも意地で「小さな花束と手紙」を用意したのだが、帰ってきたらどうやら機嫌が悪く、渡す雰囲気でなかった。今花束は机の上に転がっている。

 

人生も折り返しを過ぎ、すべてのことが「終わり」に向かって進んでいく。

これまでの人生の中で、それなりに充実した瞬間を数多く味わってきた。

だから例え今人生が終わったとしても悔いはない。

ただ…願わくば

 

もう一度だけ恋がしたい

 

何を今更いい年こいて!

そう言われそうだが、本音なのだから仕方ない。

間違えないでほしい。ボクは決して「不倫」がしたいわけではない。

ボクが恋したい相手は間違いなく「16年前から一緒に人生を歩んでいる人」なのだ。

 

一緒に暮らしているのに、毎日顔を合わせるのに、ボクの思いは届かない…。

 

世の中の男性が「不倫」をする理由はそれぞれ違うかもしれないけれど、きっとボクのように、本当は奥さんと恋をしたいのだけど、どうにもかなわないと言う人も実は多いのだと思う。きっとと女性にも同じように感じている人も多いのだろう。

 

夫婦とはさみしいものである

 

来年の17回目の結婚記念日はどうなっているのだろうか。

そして20回目、30回目は…。

気がつけば2週間ぶりのブログ更新…

まあ、もともと誰に見せるわけでもなく書き始めたものなので気にはしないが、それにしてももう少し更新しなければ…(;^_^A

今日は初めて10kmを50分以内で走ることができた!(うれしい)

 

と同時に大分では世界選手権出場をかけた「大分別府毎日大会」というのが行われ、2時間9分で優勝したというから驚きだ。

 

こっちは10kmを50分…たとえこのペースで走れたとしても40kmを200分単純に3時間半である。当然このペースでは走れないので、4時間を超える可能性があり、つまり彼らはボクの倍のスピードで走っているわけである。信じられない…

もはや同じ人間とは思えないレベルである。

 

何事もそうだが、人間の限界というのは自分の思っているところよりも遙か先にあり、そこまで努力をすることができるかどうかで決まる。もちろんボクががんばったからと言ってフルマラソンを2時間あまりで走れるようには絶対にならないが、どこまでタイムが縮まるかは未知数である。(もちろん今の年齢ではかなり難しいことであるが…)

 

ただ最近走り始めて感じることがある。「運動不足」から走り始めたマラソンではあるが、走り終えた後に「まだこれだけできるんだ」と思えることは年を重ねるごとに必要なことであるということ。人は必ず年をとり、いつか必ず死を迎える。その運命に逆らうように人は努力を重ねていく。まるでドンキホーテのように…。

 

ボクの場合はきっと「運動が好き」というのもあるのだが、サッカーのカズ選手のように50歳になっても現役ってのは本当に格好いいと思う。

 

50歳まであとわずか…。どうやらマラソンの世界には「サブ4」という「フルマラソンを4時間以内」というのが1つの区切りらしい。まずは今年「フルマラソン完走」を目指し、いつかは「サブ4」を達成したい。

機嫌が悪いらしい

どうやら今日は機嫌が悪いらしい…orz

声のトーンで分かる。明らかにイライラしている。ただし攻撃的なのは夫にだけ(;^_^A

更年期障害か!?もうそんな歳になったのか…。

しかし機嫌が悪いのは俺に対してだけで、子供や親にはすこぶる愛想がいい。

理由がはっきりしていないだけにどうしていいか分からない。

 

もうこういう生活は限界だ。

仕事で1日疲れて帰ってきた家がまったく癒しの場所にならない。

それどころかもしかすると仕事場よりもストレスのたまる場所になっている。

家にいても仕事場にいてもストレス…

 

でも世の男性はきっとボクと同じような境遇の人がたくさんいるんだろうね。

だから飲んで帰ったり、浮気をしたりするんだろうね。

ボクには浮気をするような度胸も相手もいないのでそんなことはできないし、お金がもったいなし、何よりお酒が好きではないので飲んで紛らわすこともないけれど、気持ちは分かる。

家に帰りたくない

のである。まさか自分がそんな風に思うようになるとは…全く予測できなかった。

 

さて、この「地獄」はいつまで続くのだろうか?

死ぬまで続くのだろうか?死ぬまで…

別姓

妻が「別姓にしたい」と言い出した。

と言っても今初めて言い始めたわけではない。

遡ればもう7年ほど前になる。

結婚して5年で義理の両親と同居。それから3年たち出た話。

毎晩のように話し合いをした。足かけ3年の話し合いの末、ボクが改姓することで決着…。しかしボクの両親が大反対したため頓挫。それから今日まで約4年…。膠着状態だった刻が動き出した。

ボクとしては同居をするときに「奥さんに自分の姓を名乗ってもらっているから…」という思いがあった。思えばそれがよくなかったのかもしれない。

いずれは「離婚もありかも」そう思ってはいたが、今回の「別姓問題」でちょっと現実じみてきた。

だいたい「別姓にしたい理由」があいまいである。単に「嫌だから」。でも実はそうではないと思っている。いずれは戸籍も替え、(つまり離婚もしくは自分が改姓)両親と同じ墓に入る。(もちろんその前段階として両親の墓を管理する)

世の中はまだまだ結婚するに当たって改姓するのは女性の方が圧倒的に多い。

それ自体がかなり問題であると考えるが、現実がそうであるが故に女性の苦悩も大きいのだろう。だが、結婚とは「互いの我慢の上に成り立っている制度」であると思う。だとすれば、「こちらが同居を我慢しているのだからせめて姓を変えてもらう」というのはこちらのわがままだろうか?

もしそれが我が儘だとするならば、ボクは奥さんが改姓をする(今の姓を我慢できない)なら「この家を出たい」と思っている。

 

世の中のこれから結婚する人たちに言いたい。何があっても

「同居だけはするな!」

もしどうしても仕方がないのならそれは我慢できるまでは我慢しろ。

でもきっといつか我慢できなくなるときがくる。

もちろんすべての人に当てはまることではないだろうが…

せめて同居してもらっている方は「同居してもらっている」ということを自覚し、家族とのバランスをとってほしい。

同居してもらっている方が結託してしまったらそこに居場所はないのだから…

                                     以上

結婚とは…

結婚について…

当方は来月で結婚して16年になります。

結婚するまでの交際期間は10年…。出会ってから2年後のことです。

ということは出会ってから28年という途方もない時間が流れているということですね。ちなみに出会った頃は15歳でした。(奥さんの方が…)

今では…○歳ですが、当方的には当時と変わらない気持ちなのですが…

やはり「母は強し!」ですかね。なまじ10代の少女時代を知っているからかもしれませんが、女性というのは母親になると大きく変わりますね(;^_^A まあそうでなければ子供を守っていけないのでしょうね。

それに比べて男性は…orz 自分自身あまりにも弱く、情けない限りです。

まあ何て言っても「マスオさん状態」ですからね。ただでさえ、弱いですよ(;^_^A

今や「3人に1人は離婚」する時代。我が家も1日1日そして1年1年がピンチの連続です。日々考えているのですが…分からないですね。

「家族円満」の秘訣

が…。

「結婚」って本当に何なんでしょうかね。

「愛」とは…

「男女」とは…

死ぬまで考え続けるのでしょうか?

浮気をしたいと思ったことはありません。本当です。でも…

「愛されたい」と思うことはあります。これは正直な気持ちです。

肉体的な繋がりよりもこの年になると「精神的な繋がり」がとても大切になってきますね。

「思われたい」「大切にされたい」「必要とされたい」「愛されたい」

年をとるってこういうことなんですね。

若い頃は「仕事帰りにスナックに寄ってママに愚痴っているサラリーマン」が信じられなかったのですが、(お金を使って飲むのなら家に帰って飲めばいいのに…なんて思っていました)今ではよく分かります。

家に居場所がないんですよね。

誰かに話を聞いてほしいんですよね。そして

誰かにほめてもらいたい。認めてもらいたい。

たとえそれが商売であったとしても…

今は気持ちがよく分かります。はぁ…。

俺も普通のおじさんになってきたなぁ…。

今日は愚痴で終わります。すみません。