描けない未来
人生の折り返しがいつなのかは誰も分からないところではあるが
日本人男性の平均寿命を考えると、俺の人生はすでに折り返しているらしい。
(ただ家系的には長生きなのだが…)
それでもまだ何十年かあるようだが、いったいそこにはどんな人生が待っているのだろうか?
もともと人生を行き当たりばったりに生きてきたので、計画通りにいったことがない。
(計画したことがない!?)
大学を出て、とりあえず入った会社は2年あまりで退社。
次の仕事は1年半で辞め、訳あって3年間フリーター。
30歳でようやく今の職に就きました。
奥さんとはその間約10年一緒にいたわけで…。
よくもまあ、見捨てられずにいたものだと思う。(;^_^A
そしてようやく結婚し、子供も2人産まれ、(仕事も充実)順風満帆!
だったのだが…
まあ人のせいや何かの責任にするのはよくないと思うし、自分で判断したから言い訳できないけれど、やっぱり「同居」ってのは人生の転機だったなと思う。
もともと人に合わせるのが苦手なわがままな性格の俺が、義理のお父さんとうまくやっていけるはずがなく…10年以上一緒に住んでいてもほとんど会話はありません。
同居したの頃は仕事が充実しまくり、楽しくて仕方なかった。
ちょうどそのタイミングが重なり、家に帰るのが苦痛に感じてきた。
それもよくなかった。家にいなかったことで奥さんの負担は増え、その結果親への依存が高まっていった。
この悪循環が続き、今では家族全部が義理の両親に依存している状態…。
親父の威厳などかけらもない…
さて、ここからどんな人生が始まるのか!こうご期待ですね。
世の中始まりがあれば必ず終わりがある。
いつかこの生活も終わりが来る。
どんな終わりが俺を待っているのか…
特にありませんが…
2ヶ月ぶりです。
仕事がきつく、書けませんでしたorz
今も実はキツイです。
でもがんばります!
最近の我が家は正直微妙です(;^_^A
奥さんの機嫌は相変わらずです。
人生長く生きていますが、きっと死ぬまで「女心」ってやつを
理解できないでしょうね。
本当に難しいです。
最近思うのは
ボクは彼女を幸せにできたのだろうか
ということ…。
これだけ夫婦間が冷めているとそうではないと思うのだろうけれど
最近では
ボクは彼女を幸せにできている
と思っています。
その理由は以下の通りです。
1 彼女の両親と同居している。
彼女は結婚してから再び実家に戻るまでの5年間以外は両親と暮らしています。
言ってみればぬるま湯のような状態をずっと続けているということです。
自分の親との同居は楽です。何と言っても子供の面倒を見てもらえますから…
もちろん「親の面倒をみる」という負担もありますが、まだまだ親が元気でいる以上その心配はありません。
2 子供がいる
子供が大好きな彼女。子供といるときはとても幸せそうです。
小学校高学年の息子はまだまだ「ママ」にべったりです。
まるで恋人のようですね(;^_^A
3 金銭的に不自由がない
親と同居…住宅ローンがない。これって大きいですよね?
ボクの収入も人並みにはありますので、それなりの生活ができます。
とまあ、「間接的に」ボクは彼女を幸せにしている…といえるかな?
まあ強いて言うとしたら、あと一つ彼女を幸せにするために足らないことがある。
それは…
分かりましたか?
ボクがこの家を出ていくこと(もしくはボクがこの世からいなくなること)
ですかね。亭主元気で…究極版ですね。
そのうちきっと実現することでしょう!
視点を変えれば…
土・日は苦痛である。
去年まではほぼ両日ともに仕事だったので、それなりに多忙の日々を送っていた。
今年度は職場も変わり、土・日の仕事が激変…。
よくも悪くも休日をある程度自由に使えるようになった。
普通に考えればそれは幸せなことなのだろうけれど、実は困っている。
ボクはいつの間にか典型的な「仕事人間」になっていたのである。
何をして休日を過ごしていいのか分からないのである。
10年間走り続けてきて、ふと立ち止まる…
今はそんなときなのかもしれない
しかし考えることといえば「昔のこと」ばかり…
「あの頃はよかった」
そんなことばかり考えてしまう。orz
何とか前向きに考えるように努力はしているものの…なかなかうまくいかない。
でもちょっと考えてみる…
もしかすると奥さんは俺よりも大変なのかも…と。
なぜなら仲の悪いボクと自分の両親(ボクからみたら義理の両親)との間に立ち、バランスを保っているのだから。
主観的にみるとボクの味方とはとても思えないが、もしかすると陰でたくさんのフォローをしてくれているのかもしれない。今日何となくそう思った。
自分でも楽天的に感じることもあるが、正直言ってこれほど愛想のない旦那をもってすごく苦労しているだろう…そう思うからである。
人は不思議なものである。
同じような毎日の中で、様々な変化を受けながら、日々変わっていく。
そしてふとしたことで気づくことがある。
もしかすると間違った答えかもしれないし、真実かもしれない。
でもボクはこれからも答えを探し続ける…
孤独
この家にはこんなにも人がいるのにどうしてボクは孤独なのだろう…
別に誰かのせいにするつもりはない
自分自身の卑屈な性格がこの現状を招いているのは間違いないのだから…ただ…
自分自身ではそれなりに一生懸命にやっているつもり…なんだけどね。
努力が足りないのか、努力する方向が間違っているのか
もう正直訳がわかんない
どうしていいか分からない
こんな生活があと何年続くのだろう?
いや、今までの経過を考えるとこの状態より悪くなる可能性が高い
そんな状態の中ボクの精神状態は果たして持つのだろうか?
寂しいのはきっとボクだけじゃない
分かっているのだけど…つらい
はぁ、最近のブログは愚痴ばかりですね…(;^_^A反省します。
明日はいとこの結婚式に東京に行きます。
親戚一同ではこれが最後の結婚式になるかな?
どうか幸せになってほしい…本当に
だって、誰だって不幸になるために結婚するわけじゃないのだから…
逃げ道
人は誰もが寂しさを抱えて生きている
もしかするとそれは年を重ねるごとに増していくのかもしれない。
若い頃はいつでも隣に誰か大切な人がいた
家族、友人、恋人…
今は…
友達とはもう何年も会っていない
家族からは邪険にされている
この家にボクの存在意義などない
仕事…それだけが今のボクを支えているのかもしれない
何だかそれもすごく寂しい
でも、それでもなんかあるだけマシ
これで定年退職でもして、仕事すらなくなってしまったら
ボクがこの世にいる意味が完全になくなってしまうような気がする
今日は本当にさみしい
家庭にいるのに、とてもさみしい
近くに家族がいるのに、一人でいるより寂しさを感じる
今はとにかく逃げ道がほしい…
スイートリトルライズ
今日はちょっとだけ話題を変えて「映画」の話を…
実はボクは映画が大好きなのです。
まあ、オタクまではいきませんが(;^_^A
ということもあり、ときどきは映画に関する話題を書いてみたいと思います。
記念すべき第一弾は「スイートリトルライズ」というマイナー(?)な映画です。
(ボクが知らないだけで結構メジャーだったりして…!?)
まあ、中谷美紀さん、 大森南朋さん、 池脇千鶴さん、 大島優子さんなどが出演しているわけだからマイナーなわけないか。
ただ内容はいたって地味で、原作者には申し訳ないが一般的な感覚を持つボクとしてはとても中途半端な内容に感じた。
ボクはただ「夫婦」を題材にした映画が見たくて、検索した結果、「まあまあ」の評価であった本作品を見ただけなのだが…。
「一見幸せそうに見える夫婦の裏側」
というとてもありがちなテーマをベースに、アンニュイな雰囲気が全体を包み込むテイスト。正直生活感というか実感が感じられない。これを見て共感する人っているの?
という感じである。
ただ、ときどき登場する「言葉」にドキッとさせられた。その一つが
「嘘は守りたい人につく」
というもの…。
確かにそうかもしれない。人は大切な人(もの)を必死に守ろうとする。
どうでもいいことにはどうでもいい扱いしかしないもの…。
そういえばボクは最近嘘をつくようになった。それももしかするとボクが奥さんを大切に思っているからなのかもしれない。
そういえば昔、槇原敬之の「SPY」という曲でも「嘘をつかれているのは本人」であり、「彼女はそんなボクを大切に思ってくれている」なんてフレーズがあったっけ?
まあ、詭弁にも聞こえるが…。
ボクはこれからいくつの嘘をついていくのだろう。
そしてそれは報われるのだろうか…。
16回目の結婚記念日
本日は我が夫婦の16回目の結婚記念日である。
結婚も16年続くと様々な変化が訪れる。
子供が2人生まれたり、なぜ奥さんの実家に同居したり…
でも何より変わったのは「奥さんの気持ち」だろう。
誰だって結婚当初の気持ちを持続するのは難しいのだろうが、こんなにも変わってしまうものなのか…orz
女性はまず子供が生まれると「母親」になり、何よりも我が子を愛するようになる。
この時点でボクは2番目になった。
さらにもう一人生まれたので3番目、実家にすむことになり向こうの両親にも追い抜かされ気がつけば6位…いや、4年前から我が家にすんでいる猫の方が愛されている。
というわけでボクはこの家で7番目に彼女に愛されている。
世界の中で7番目だからまあ上位かな?
オリンピックではおしくも入賞を逃す、悔しい存在である。
そんなこんなでもはや「結婚記念日」など彼女にとっては何気ない日常と同じ、いやもしかするとそんなことすら忘却の彼方へ追いやりたい存在なのかもしれない。
毎年欠かさずプレゼントを用意していたのだが、この日がくる前に「プレゼントはいらない」宣言をされ、それでも意地で「小さな花束と手紙」を用意したのだが、帰ってきたらどうやら機嫌が悪く、渡す雰囲気でなかった。今花束は机の上に転がっている。
人生も折り返しを過ぎ、すべてのことが「終わり」に向かって進んでいく。
これまでの人生の中で、それなりに充実した瞬間を数多く味わってきた。
だから例え今人生が終わったとしても悔いはない。
ただ…願わくば
もう一度だけ恋がしたい
何を今更いい年こいて!
そう言われそうだが、本音なのだから仕方ない。
間違えないでほしい。ボクは決して「不倫」がしたいわけではない。
ボクが恋したい相手は間違いなく「16年前から一緒に人生を歩んでいる人」なのだ。
一緒に暮らしているのに、毎日顔を合わせるのに、ボクの思いは届かない…。
世の中の男性が「不倫」をする理由はそれぞれ違うかもしれないけれど、きっとボクのように、本当は奥さんと恋をしたいのだけど、どうにもかなわないと言う人も実は多いのだと思う。きっとと女性にも同じように感じている人も多いのだろう。
夫婦とはさみしいものである
来年の17回目の結婚記念日はどうなっているのだろうか。
そして20回目、30回目は…。